今日は面接の際に知っておくと便利な徳島の施設をお教えします。また、時間に余裕があれば徳島への理解を深めるためにも是非お立ち寄り頂きたいスポットもご紹介します。
1. 面接場所 そもそも面接はどこであるのでしょうか?
一般的には、本社所在地または勤務地のどちらかで面接を実施することになります。最近では、企業の採用担当者が東京へ出張する際に面接を行って頂いたり、IT企業であればテレビ会議を利用した面接を実施することもあります。
ただ、会社と街を見るために少なくとも1度は徳島にお越し頂いた方が良いと思います。
2. 移動費 徳島への移動費って企業が負担してくれるの?
移動費については、選考のために徳島に2度以上選考にお越しになる場合は、2回目以降は企業様にご負担いただくようにお願いしています。ご理解頂けるかどうかは企業様によります。初回の選考から移動費を全額出して頂ける企業もありますが、少数派です。
背景としては、Uターン者(徳島出身者)の採用が中心であり、「実家に帰省するついでに選考にも来てください、それなら負担も少ないし移動費は自腹でいいよね」という風潮があります。また、現実的にも書類しか見ていない段階で移動費を全額負担するという判断は難しく、かえって書類選考のハードルがとても高くなってしまう危険性もあります。
企業様の規模や設備などに応じて、可能な範囲で来県の負担を減らす努力を続けてもらいたいと思っています。
3. 移動方法
さてそれでは、徳島に来るとして最も便利な移動方法は何でしょうか?
徳島への移動
車で徳島に来られる方はそれがベストだと思います。
飛行機だと、東京と福岡からは徳島行きがあります。高額になりますのでお早めに予約してください。宿泊とパックの方がお安くなるかもしれません。
新幹線だと、新神戸や新大阪で降りて高速バスに乗り換えです。九州方面からの場合は、岡山で電車に乗り換え香川を経由して徳島に来るルートもあります。
高速バスだと、東京、名古屋、京都、大阪、神戸、福岡発の徳島行きがあると思います。
夜行バスは安いけど少し体力的にきついかな・・と思う方には海部観光がお勧めです。
海部観光のマイ・フローラ (2列個室タイプ・トイレ付き)
リクライニングは155度、テレビ、コンセント、パウダールームまであります!私はまだ利用したことがないのですが、地元の新聞で取り上げらているのを見て知りました。東京に行くときは乗りたい!と思いながら繁忙期は満席で予約が取れず・・・。長期休暇以外であれば予約が取れると思います。このバスならぐっすり寝られて面接もバッチリなはずです。料金も片道13,000円くらいなのでお勧めです!
徳島県内での移動
県内移動は、公共交通機関だと汽車(ディーゼルの電車)とバスがあります。汽車は本数が少なく移動エリアも限られますのでバスを併用することになると思います。私はあまり使わないので詳しくないのですが、最近はナビタイムなど容易に検索できるアプリ・サイトがあります。
ベストは、県内移動もレンタカーを借りるのが良いと思います。タクシーは都市と異なり、街中を走っていません。徳島駅前など交通の要所で拾うか、電話で迎えに来てもらうことになります。
近場であればレンタル自転車もあるようです。
徳島駅から一番近いショップは「徳島市観光ステーション(とくしま旅づくりネット)」だと思います。徒歩2分くらいです。
1時間100円、1日借りても500円で電動アシスト付きとのことですので、天気が良ければ是非借りてみてください。
4. 空き時間の有効活用
面接の前後や、次の移動まで少しだけ時間が空いてしまったときはこちらをご参考に。早朝のサービスもあります。
ホテルサンルート
天然温泉 びざんの湯(露天風呂あり)
早朝から営業していて、JR徳島駅から歩いて1分です。出張で徳島に来られる方も朝お風呂に入って身支度を整えてから仕事にいくという話も良く聞きます。是非ご利用ください。
日帰り入浴520円、営業時間07:00 ~ 20:00です。
タリーズコーヒー 徳島駅前店
同じホテルには1Fにタリーズコーヒーがあるので、そちらでも休憩できます。
営業時間:7時00分~22時00分
その他の駅前のカフェ
ドトールコーヒーショップ 徳島駅前店
月~金:7:30~21:00
土・日・祝:8:00~21:00
スターバックス 徳島駅クレメントプラザ店
営業時間:月~金: 07:30~22:00
土日祝: 08:00~22:00
徳島市立図書館(徳島駅から徒歩2分 アミコビル5~6F)
私も何度か利用しましたが、静かでしたのでゆっくりと時間を過ごしたい方にはぴったりです。
紀伊国屋書店とロフト(徳島駅から徒歩2分 そごう)
徳島唯一のデパート「そごう」には大型書店と雑貨屋があります。
徳島中央公園(徳島駅から徒歩5分)
徳島城跡のある公園です。かなり広いので、時間に余裕がある場合は歩いて散策してみてください。特に桜の時期がお勧めです。公園内にはおでん屋があり、卵の黄身まで茶色になるほど出汁が染みています(徳島の方言では「しゅんでいる」と言います)。メジャー且つディープなスポットです。
5. 徳島で定番の観光スポット
「阿波踊り」と「鳴門の渦潮」が徳島の観光ツートップです。
せっかくなので観光をしていきたい方はこちらを参考にしてください!
阿波踊り
徳島駅から徒歩でも行けるので日帰りの方はこちらをお勧めします。
阿波おどり会館(徳島駅から徒歩15分)
最もポピュラーでオーソドックスな観光地です。阿波踊りの本番シーズンは夏のお盆です。しかし、阿波踊り会館では年中見ることができます。有名連(連はチームのこと)の実演はもちろん、歴史や成り立ちを解説してくれます。私も県外の友人を何度か案内しましたが皆さん楽しんでくれました。徳島駅付近で2~3時間空いた方是非立ち寄ってください。
公演スケジュール:毎日=1日4回
(11:00〜、14:00〜、15:00〜、16:00〜)
阿波おどり会館にはお土産屋さんもありそちらも充実しています。
眉山ロープウェイ(徳島駅から徒歩15分)
阿波おどり会館内に眉山ロープウェイ乗り場があります。徳島市からであればどこからでも見える眉山(びざん)は、徳島県民にとっていつ見ても懐かしく感じる原風景のような存在かもしれません。山頂展望台からは徳島市や小松島市などが一望できます。天気が良ければ是非乗ってみてください。紅葉の時期と桜の時期がお勧めです。登山道がありますので、徒歩で登ることもでき、片道30分くらいだと思います。
夜ですと夜景がきれいです。ただし、「眉山の夜景を一緒に見たカップルは別れる」というジンクスがあります。ですので、付き合う前に見に行くのが徳島スタイルです。
鳴門の渦潮
渦潮は世界遺産への登録活動なども行われています。こちらは移動に費用が掛かりますし、時間も必要なので余裕のある方、宿泊する方にお勧めです。レンタカー又はタクシーを利用して訪れてみてください。
観潮船
うずしおを間近で見ることができるのが、観潮船です。
うずしお観潮船(大型観潮船わんだーなると、小型水中観潮船アクアエディ)
うずしお汽船
私のお勧めはうずしお汽船です。小さな船なので渦潮の波や揺れがダイレクトに伝わってきます。「渦の中に突入してるけど、飲み込まれないの??」とリアルな恐怖を感ます。少し怖いですが面白いです。実際に揺れのために抱いていた赤子を海に落としてしまい、死亡してしまうという悲しい事故もあったと聞いています。気を付けてご乗船ください
渦の道
徳島と淡路島をつなぐ、鳴門海峡大橋は渦潮のちょうど真上に架設されています。その橋の中に遊歩道があり真上から渦潮を眺めることができます。ガラス張り床もあり、若干、高所恐怖症の私は怖くてガラスの上には乗れませんので上からそーっと覗きます。こちらも定番人気スポットです。
周辺にはお食事処や大塚美術館、世界一長い(たぶん)エスカレーターのあるエスカヒルなどもあり、楽しめると思います。お食事のお勧めは「潮風」の鳴門鯛を使った鯛茶漬けです。
6. お土産
徳島のお土産を買うなら個人的なお勧めはこちらです!
小男鹿(さおしか)
カステラのような形で、とっても甘くてもちもちした触感のお菓子です。徳島生まれの私は子どものころ小男鹿をもらうととても嬉しく贅沢な気分になりました。もちろん今でも大好きで、私の徳島No1お菓子は小男鹿です!
大野海苔
徳島の食卓には必ずあると言っていいほど人気の海苔。県外の友人にお土産として持って帰ると食べた人みんながファンに。日本一うまい海苔ですので是非買って帰ってください。
徳島ラーメン
お土産用になった徳島ラーメンはたくさんあります。私はお土産用のものは詳しくないのですが、あげた人はみなさん喜んでくれていたので、はずれは少ないのではと思います。
半田そうめん
剣山のある徳島県西部で作られており、麺が太くコシが強いのが特徴。徳島地元の人もギフトに利用するなど愛されています。私も大好きです。コシが強いので、温かいそうめん「にゅうめん」にも向いていて季節を選ばないそうめんです。
すだち酒
すだちの香りのする甘いお酒です。とても飲みやすく、徳島ではお酒デビューはすだち酒だった、という女性も多いと思います。ご家族にも喜ばれるお土産だと思います。
以上は私の個人的な好みも反映されていますが、徳島県民であれば知らない人はいないというメジャーなお土産の中から選んでいます。徳島に面接にお越しになる徳島初心者の方は、是非ご参考にして下さい。