
2026年もいちごがいちばんおいしい季節がやってきました!甘くてみずみずしいいちごは、子どもから大人まで、世代を問わず愛されるフルーツですよね。
いちごの品種といえば「さちのか」や「あまおう」などが思いつきますが、近年いちごの品種が多種化が進んでいることをご存じでしょうか。
農林水産省によると、2019年の時点で日本には約300種ものいちごが存在しており、日本だけでなく世界全体の品種の約半分以上が日本のものとする説もあるそうです。
産直通販サイト「食べチョク」では、「天下分け目のいちご戦国時代2026 」と題し、いちごの品種の人気投票が催されています。いちごを武将に見立て、お気に入りのいちごに加勢(投票)することができます。徳島からも「サマーアミーゴ」「サマーフェアリー」「阿波ほうべに」といういちごが参戦しています!
こうした一見するとユニークな取り組みですが、品種の認知拡大と、新品種栽培に挑戦する生産者が正当に評価される機会の創出を目指す狙いもあるそうです。

いちごの多品種化には、生産効率UPや消費者ニーズの多様化に加え、町おこしの一環として「ご当地ブランド」となる新しいいちごを作り出す狙いがあるとのこと。
ここ徳島でもオリジナル品種は年々増えてきています。徳島のブランドいちごとして知られる佐那河内村の「さくらももいちご」に加え、2017年には病気に強い新品種「阿波ほうべに」も誕生しています。
こうした流れを受け、いちご狩り施設においても、品種にこだわった楽しみ方が増えてきています。
また、「いちご」を軸として町全体を盛りあげる自治体も登場しています。今回は徳島のエリアごとに分けて、いちご狩りスポットをご紹介していきます!いろんないちごを食べ比べて、あなただけの「推しいちご」を見つけてみてくださいね。
鳴門エリア
鳴門市では、独自ブランド「うずしおベリー」を展開しており、この特産品を軸に地域全体でいちご狩り農園が活性化しています。県外客も見据えた観光地としての立地の良さもあり、数多くのいちご狩り農園が運営されています。
フルーツガーデンやまがた
「うずしおベリー」を開発したのがこの「フルーツガーデンやまがた」。年間来園者数は1万人を超える、人気農園です。
うずしおベリーは徳島大学と共同で開発された品種。天然の海藻エキスと鳴門の海で獲れた牡蠣殻を独自の配合でブレンド した肥料を使って育てることで、甘味と酸味と旨味のバランスが絶妙ないちごに仕上がっているそうです。
また、無農薬栽培にもこだわっており、いちごは洗わずそのまま食べられるとのこと!小さなお子様にも安心ですね。
いちごはどれも大人の腰位の位置で栽培されているので、無理のない態勢で収穫できます。車いす専用レーンを設けているので、車いすやベビーカーに乗った小さなお子様も安心して利用できます。さらにワンちゃん(中型犬まで)も一緒に入場可能。訪れる方「みんなにやさしい」いちご狩り農園です。
他にも手ぶらでバーベキューを楽しめる「FGY BBQ PARK」や、うずしおベリーを使ったスイーツやドリンクが楽しめるカフェ「FGYCAEE」も設置されていて、バーベキューやカフェメニューも楽しめます。

フルーツガーデンやまがた
住所:鳴門市大津町大代645-1
電話:088-685-4721
開園時間:10:00~16:00
:11:00 – 21:00(BBQ)
:11:00 – 17:00(Café)
開催時期:1月上旬〜6月上旬
制限時間:1時間
料金:大人2,800円/小学生2,300円/3~5歳1,800円/1~2歳1000円/0歳無料/ペット(1頭目)1,000円(2頭目以降)500円(1頭につき)
HP:https://fg-yamagata.com/
Instagram:https://www.instagram.com/fruitgardenyamagata/
※ゆっくり楽しんでいただくためにも、事前のご予約がおすすめされています。
TODAベリーファーム
こちらの農園の一番の特徴は、廃校となった旧北灘西小学校 を再利用していること!小学校のかつての校庭にイチゴ栽培を主体としたハウスが建てられました。校舎には気軽に立ち寄れるミニカフェや、鳴門の郷土資料館が開設されています。どこか懐かしいのに、新しい。そんな独自の世界観の中でいちご狩りを楽しめます。
こちらの農園でも「うずしおベリー」を味わうことができます。摘んだいちごを数粒ミニカフェへ持っていくと、フレッシュな特製いちごのスムージーを作ってもらえます。
ミニカフェでは他にも、いちごの果実を使ったジュースや、ジャムなどの魅力的な商品たちが展開されていますよ。

TODAベリーファーム
住所:鳴門市北灘町折野屋敷64-3 (旧北灘西小学校)
電話:088-679-6113
営業時間:10:00~17:00(最終受付16:00)
開催時期:12月中旬〜5月下旬まで
制限時間:1時間
料金:中学生以上2,500円/小学生2,000円/3歳~小学生未満1,600円/1~2歳700円/0歳無料
HP:https://toda-bf.com/
Instagram:https://www.instagram.com/todaberryfarm/
フルーツガーデンゆう / ゆうファーム
鳴門市内に2カ所のいちご狩り農園を開園しており、こちらの農園でも「うずしおベリー」が食べられます。他にも甘みが強く酸味が控えめな「かおりの」という品種も栽培されています。どちらも高設栽培で太陽の光をたっぷりと浴び、真っ赤に熟したおいしいいちごとなります。ぜひ、食べ比べを楽しんでみてください!

フルーツガーデンゆう、ゆうファーム
住所:フルーツガーデンゆう/鳴門市大麻町姫田先達26-1
:ゆうファーム/鳴門市大麻町桧東山田61-1
電話:フルーツガーデンゆう/080-6375-3317
:ゆうファーム/080-6280-2020
開園時間:10:00~16:00(入園は15:00まで)
開催時期: 1月上旬から6月上旬まで ※生育状況によりお断りさせていただく場合があります。
制限時間:1時間
料金:(1/1~GWまで)大人2,300円/小人1,750円/3~5歳1,320円/1~2歳550円/0歳無料
:(GW明け~5/31)大人1,650円/小人1,320円/3~5歳1,100円/1~2歳550円/0歳無料
HP:https://www.ichigogari-yuu.jp
いせや農場
2025年8月より、店舗改装のため一時休業していた「いせや農場」。2026年1月、従来の産直市場から、いちごと梨に特化した直売所としてリニューアルオープンしました。
あわせていちご狩りもスタート!四国最大級の広さを誇ります。こちらのいちごは2段式の高設栽培がされており、さらに小さなお子様や車いすの方も楽しめるよう広い通路が確保されています。
今年度は厳選した3品種を栽培。甘味・酸味・風味が”よつぼし級”においしい「よつぼし」、酸味控えめで強い甘味を感じる「すず」、酸味と甘味のバランスが取れた「はるひ」と、それぞれ個性のあるいちごを楽しむことができます。

いせや農場
住所:鳴門市大麻町東馬詰弐番越8-1
電話:0120-01-7415(いちご狩り専用フリーダイヤル)
開園時間:10:00~16:00(最終受付15:00)
開催時期:1月10日(土)〜5月末まで
制限時間:1時間
料金:中学生以上 2,800円/小学生2,300円/3~5歳1,800円/1~2歳1,000円/0歳無料
HP:http://iseya-farm.com/
Instagram:https://www.instagram.com/iseya.sancyoku/
東みよしエリア
東みよし町では、標高の高さを活かし夏でも収穫ができる”通年いちご”が栽培されているとご存じでしょうか。この「夏秋(かしゅう)いちご」は、ほどよい酸味とみずみずしさが特徴。一年を通していちごが収穫できる地域は全国的にも珍しく、近年じわじわと注目を集めています。
現在、東みよし町では、いちごを軸とした町おこしプロジェクトが進行中。
生産だけでなく、観光や飲食、体験へと広がる取り組みにより、”いちごのホットスポット”として存在感を高めています!
ここでは、いちごを活用した町おこしの取り組みと、いちご狩りが楽しめるスポットを紹介します。
にし阿波トベリーファーム
2026年2月14日オープン予定のフレッシュな農場です!
「恋みのり」「おいCベリー」「アスカルビー」「天使のいちご」などの品種が栽培されているとのこと。
東みよし町の“通年いちご”という強みを活かし、東京から移住した経営コンサルタントが中心となって、ITを活用したいちご農家支援がスタート。 市役所と連携し、2024年には「にしあわいちごタウンプロジェクト」が発足しました。通年いちごを活用し街の活性化を目指しています。
高齢農家の負担軽減、次世代の人材育成、地元の飲食店とタッグを組みいちごメニューを開発など、いちごを軸にした地域活性化が進められています。
その一環として観光資源づくりにも着手されており、今回いちご狩り農園がオープンする運びとなりました。
いちごハウスのそばにはキャンプ場や吉野川ハイウェイオアシスもあるので、観光やアクティビティが一挙に楽しめるエリアとして期待が高まっています。
「いちごの町」としての東みよし市の盛り上がりが楽しみですね。

にし阿波トベリーファーム
住所:三好郡東みよし町足代小原4590−1
料金:(2/14~4/19)中学生以上:3,000円 、小学生:2,000円、3歳以上:1,500円
(4/25~5/17)中学生以上:2,700円、小学生:1,700円、3歳以上:1,200円
Instagram:https://www.instagram.com/nishiawa_toberry_farm/
予約サイト:https://widgets.bokun.io/online-sales/d1889135-e7bd-4056-a581-56cc9d40ffd8/experience/1134543?fbclid=PAZXh0bgNhZW0CMTEAc3J0YwZhcHBfaWQMMjU2MjgxMDQwNTU4AAGn9WsItu4N-6X6FLMAFRClcYOghiwC5NzLIDJme5EJcIncDCiqZxxcKVlR1yw_aem_v9XGWUnM4I2BjLFrGL6iXg
農家民宿 いちごはうす
「農家民宿 いちごはうす」のオーナーは、25年前に通年いちごの栽培を始めた通年いちごの第一人者。
いちごの収穫体験や、ジャムなどの加工品づくりが体験できる民宿です。大自然の中で野菜の収穫やそば打ち、タケノコ掘りなど四季折々の体験を提供しています。なんといちごをたくさん湯船に浮かべた「いちご風呂」なるものも用意されているとか。
もちろん宿泊だけでなく、いちご狩りだけでも気軽に楽しめます。甘みが強く酸味控えめの「こいみのり」を栽培。 いちご狩りを満喫した後は、いちご大福作りも体験できますよ。

農家民宿 いちごはうす
住所:三好市三野町加茂野宮(いちご狩り)
三好郡東みよし町西庄字中名144 (農家民宿)
電話:090-8282-3718
制限時間:45分
料金:(~4/19)13歳以上2,700円/7歳~12歳2,000円/4歳~6歳1,400円/3歳1,000円 /70歳以上2,000円
(4/20~)13歳以上2,400円/7歳~12歳1,800円/4歳~6歳1,200円/3歳700円/70歳以上1,800円
大福づくり体験 +300円
HP:http://www.ichigo-nishiawa.com/index.html
Instagram:https://www.instagram.com/masashikondo_15/
吉野川流域エリア
ミノミファーム
甘みと酸味のバランスの取れた「さちのか」を15,000本栽培。安心・安全・おいしいいちごづくりを目指している農園です。
また、収穫したいちごは別途代金は必要ですが持ち帰りお土産にすることもできますよ。
いちご狩りは要予約となっておりますので、HPをご確認ください。

ミノミファーム
住所:板野郡上板町神宅台山70
電話:090-7756-0414 / 088-694-3860
開園時間:9:00~18:00
開催時期:1月~5月中旬
制限時間:1時間
料金:中学生以上1,200円~2,000円/小学生1,000円~1,600円/幼児500円~1,200円
HP:http://minomi-farm.com/
あんいちご園
2022年に開園したいちご園。ハウス内の気温や湿度などを制御するシステムを導入し、いちごにとって最適な環境を作っています。
専用のハウスで行ういちご狩りは、1日4組限定の完全予約制。1グループごとの貸し切りとなっているので、家族や友人で気兼ねなくゆったりと過ごせます。品種は「紅ほっぺ」が食べられます。ハウス向かいの直売所では、スムージーやジュース、ジェラートが購入できます。また、オンラインショップでも、いちごのほかジャムやジェラートの購入ができます。

あんいちご園
住所:吉野川市鴨島町西麻植大東34
電話:070-9017-7665
開園時間:10:00~12:00/13:00~15:00
開催時期:1月下旬~5月下旬(予定)
制限時間:1時間
料金:中学生以上 2,500円/小学生:1,800円/1歳児以上:900円/0歳児のお子さまは無料
HP:https://anichigoen.com/
Instagram:https://www.instagram.com/anichigoen/
県南エリア
観光農園サニーズファーム
「阿南を広めたい!」という想いでいちご栽培をスタート。
阿南市の竹炭を活用した水ろ過や虫よけなど、安心安全に配慮した有機農業に取り組んでいます。
メインの品種は「ロイヤルクイーン」。“深紅のスイートベリー”の異名を持ち、真っ赤な色合いと濃厚な味わいが特長です。西日本では珍しく、徳島県内のいちご狩りで味わえるのはここだけだそう! さらに、中学生以上の方にはいちごミルクアイスまたはソフトクリームが食べられるうれしいサービスも。
こちらの農園は、太陽光を使った発電など環境にやさしい取り組みを行いながら、いちご・ブルーベリー・米づくりにも丁寧に向き合う農業を実践しています。さらに、徳島では数少ない液体瞬間冷凍の特別な機械を導入し、大切に育てたいちごのおいしさをそのまま閉じ込める工夫も行っています。
自分達だけの農業だけでなく、阿南のまち全体を元気にすることを大切にしながら、地域とともに歩む農園です。

観光農園サニーズファーム
住所:阿南市七見町深江541
電話:0884-23-3520
開園時間:9:00~16:00
開催時期:2月~5月
制限時間:50分・完全予約制
料金:中学生以上 2,800円/小学生1,500円/3歳児以上800円
※団体様(30名以上)は60分食べ放題!
※中学生以上の方にはいちごミルクアイスまたはソフトクリーム(420円相当)をサービス !
HP:https://sunnys-farm.com/
Instagram:https://www.instagram.com/sunnysfarm.anann/
まとめ
徳島のいちご狩りは、おいしいいちごを味わうだけでなく、品種の個性を楽しんだり、まちの物語に触れたりすることもできます。
食べ比べをしながら、あなただけの「推しいちご」や「推し農園」を見つけることが、地域を応援する一歩にもつながるかもしれません。
なお、施設によっては完全予約制・事前予約必須の場合があります。
お出かけの際は、各農園の公式HPやSNSで最新情報を確認のうえ、計画的に訪れてください。
この春はぜひ、徳島で“推しいちご”探しの旅を楽しんでみてくださいね。
