この夏、2023年に引き続き2回目となる、「徳島市子ども議会プロジェクト」が開催されます!
このイベントは、徳島市と株式会社エフエムびざんとの共催で、「私たちのまちを、私たちがつくろう!」いうテーマで開催されます。こどもたちが「子ども議員」となり、まちづくりについて考えます。
- どんなまちで暮らしたい?
- どんな世の中にしていきたい?
子ども議員として社会の仕組みを学び、こどもたちの思いを形にしていきます。
開催日は夏休み期間中で、こどもたちにとって、とてもいい経験になるのではないでしょうか?
~イベントのご案内~
2024 SUMMER 徳島市子ども議会プロジェクト
主催:徳島市、株式会社エフエムびざん
日時:[1]7月29日(月)、[2]8月5日(月)、[3]8月16日(金)全3回
時間:各日9:00~12:00
会場:[1][2]徳島市役所13階 第1研修室、[3]徳島市役所南館4階 議場
対象:徳島市内の小学校に通う小学4~6年生で、全3回ご参加いただける方
定員:先着30名※定員に達し次第締切
持ち物:筆記用具、飲み物
申込締切:6月26日(水)正午~7月22日(月)
申込方法:メールよりお申込み city@bfm.jp
お問合せ先:株式会社エフエムびざん 088-656-5000
2023年の子ども議会には、小学4~6年生のこどもたち24名が参加しました。
その内容をご紹介します。
参加したきっかけは・・・?
・政治に興味をもっていたから
・自分で発言するという、苦手を克服したいから
・未来の徳島のことを思い、これからに生かしたいと思ったから
・日常の中では徳島市のことなど考えることがないので、学年関係なく話せたらいいなと思ったから
・お母さんに勧められて
など、きっかけはさまざまです。
議会初日
議員バッチをもらい、まずは「まちづくり講座」でお勉強。
自分たちが住んでいる徳島市の、人口や特産品、税金の使い道などについて学びます。
そのあとのグループワークでは、徳島市の問題点や課題を考えました。
2日目
この日は終日グループワークです。
自分の意見を伝えたり、他の子の思いを真剣に聞く様子がとても頼もしい!
グループワークで出た意見をまとめて、最終日の議会で発表する質問に仕上げます。
最終日・議会開催日
入念なリハーサルのあと、本物の議会さながら、開会の号令とこども議長の発言で開会です。
傍聴席では、保護者もドキドキと緊張した様子で見守ります。
さて、実際にどのような意見が出たのでしょうか?
こどもの視点だからこその意見や、「その通り!」と思わずうなずいてしまう意見が多く見られました。
・屋根のある公園が欲しい
・自転車を安全に乗ってほしい
・図書館の駐車場を無料にしてほしい
・学校のルールや宿題の量についての質問
・みんなが長生きできる町にするためには?
・学校のトイレをきれいにしてほしい
・ポイ捨てをやめてほしい
・学校生活についての提言
・観光客について(県外からの観光客が少ないように思う)
・道路が急に狭くなる場所があり危険
・ごみ収集車のスピードについて
こどもたちを侮るなかれ!議員たちも真摯に回答をしていたようです。
素直で貴重な意見ではないでしょうか?
さて、「経済」「教育」「健康」「政治」の4つの分野からみる、ジェンダーギャップ指数(男女格差の指数)は、2024年の調査で、日本は対象146カ国中118位、先進7カ国(G7)では最下位にとどまっています。
その中でも、特に政治の分野での男女格差は大きいと見られています。
前回の子ども議会には、女の子もたくさん参加してくれました。
性別に関係なく、こどもたちにとって、政治がより身近なものになったのではないでしょうか。
こどもの頃から、政治や自分たちのまちづくりについて身近に考えることで、彼女・彼らが、政治に興味を持って、積極的に政治に参加できる大人へと成長してくれるかもしれません。
子ども議会の取り組みを、企業は協賛という形で応援することができます。
協賛金は、子ども議会の運営や子ども議員の活動等に活用されます。
ムツビエージェントもこの活動に協賛しています。
この活動に共感いただき、協賛を検討いただける企業は、株式会社エフエムびざん様までお問い合わせください。
株式会社エフエムびざん
徳島市山代町東浜傍示1-1
電話:088-656-5000
FAX:088-656-0791