
いちご狩りのシーズンが落ち着き、初夏のおでかけ先を探している方も多いのではないでしょうか。
そんなこれからの季節におすすめなのが、徳島県内で楽しめるブルーベリー狩りです。6月から7月にかけて旬を迎えるブルーベリーは甘酸っぱい味わいが魅力で、摘みたてならではのみずみずしいおいしさを楽しめます。木の高さが低いため、小さなお子さんでも摘み取りやすく、家族でのおでかけにもぴったりです。
近年では、祖谷の絶景を眺めながら楽しめる農園や、ひまわり畑の迷路など写真映えスポットを併設した農園、自家製スイーツも味わえるカフェ付き農園なども登場しており、初夏のレジャースポットとして注目を集めています!
一方で、徳島では以前から地域ぐるみでブルーベリー栽培に取り組んできたエリアもあります。特に美馬市では、20年以上前から生産が行われており、高齢化による耕作放棄地の増加を背景に、低木で育てやすく収穫もしやすいことから少しずつ地域へ広がっていきました。現在では「美馬市ブルーベリー研究会」を中心に、美馬市を代表する特産品の一つとして親しまれています。地域に根付いたブルーベリーは、今では初夏の観光レジャースポットとしても注目されています。
今回のコラムでは、新規開園予定の農園も含め、徳島県内のブルーベリー狩りスポットをご紹介します。初夏ならではの味覚を楽しみながら、自然の中でリフレッシュしてみてくださいね。
徳島のブルーベリー園 一覧リスト

農園紹介
徳島市近郊の里山で、親子でのびのび楽しめる 落合ブルーベリー園

農薬を使わずブルーベリーを栽培している、アットホームな雰囲気の農園です。ゆったりとした里山の中で、自然を感じながらブルーベリー狩りが楽しめます。
園内では8種類のブルーベリーを栽培しており、粒の大きさや甘み、酸味の違いを食べ比べながら楽しめます。大人料金には持ち帰り用のかごも含まれており、お土産として持ち帰ることも。
落合ブルーベリー園は、約20年前からブルーベリー栽培を続けている先駆け的な存在の農園です。当時の板野町では桃やぶどうの栽培が盛んな中、「まだ地域で珍しかったブルーベリーを育ててみよう」と挑戦したことが始まりだったそうです。
また、ブルーベリーのほかにも季節の果実や小麦などを育てており、年4回「里山マルシェ」や収穫体験会を開催されています。地域の人々が集まり、里山が交流の場となっている農園です。

落合ブルーベリー園
期間: 7月上旬~8月中旬※木曜日定休日
料金: 90分食べ放題 大人(中学生以上)2,000円(※持ち帰りかご付き)、子ども(4歳~小学生)900円、3歳以下無料
住所: 徳島県板野郡板野町川端字落合23-1
駐車場: あり
アクセス: 高松自動車道 板野ICから車で約3分
問い合せ: 090-5147-0751
HP: https://ochiaibbfarm.com/
約30種類の中から、旬ごとに異なる味わいを楽しめる Blueberry Farmさなごうち
佐那河内村の自然豊かな環境で育った、約30種類の栄養たっぷりのブルーベリーを堪能できます。品種によって旬を迎える時期が少しずつ異なるので、訪れたその日に最も美味しい完熟ブルーベリーを味わえるのも魅力です。さまざまな品種の中から、自分好みの味を探してみてくださいね。
また、近隣の観光スポットとして、同じ佐那河内村内にあじさいで有名な大河原高原があります。ちょうどブルーベリー狩りが始まる6月から7月にかけてあじさいも見ごろを迎えますので、ブルーベリーを味わった後にドライブするのも良いですね。

参考コラム:【2026年版】徳島のお花スポットまとめ|見頃カレンダーで巡る四季の名所
Blueberry Farmさなごうち
期間: 6月6日~8月下旬(期間中の水・土・日曜日営業)
料金: 60分食べ放題 大人2,100円、子ども(4歳~小学生)900円、幼児無料
住所: 徳島県名東郡佐那河内村下菅沢189-6
アクセス: 徳島市内から車で約30分
問い合せ: 090-8926-3751
備考: 完全予約制
Instagram:https://www.instagram.com/blueberryfarm.sanagouchi/
写真映えスポットも楽しめる観光農園 AWA Blueberry ファーム
カラフルな傘をたくさん吊り下げた「アンブレラスカイ」や、「迷路付きヒマワリ畑」など、訪れる人を楽しませたいという工夫がちりばめられた農園です。

農園では、500円玉サイズの大きな実や、メロンを超える糖度(16度以上)を誇る品種など、20種類200本のブルーベリーが楽しめます。園内はベビーカーでも移動しやすく、小さなお子さん連れでも快適にブルーベリー狩りを楽しめますよ。
カフェも併設されており、完熟果実を贅沢に使った「冷ブルアイス」もおすすめです。
オーナーの神木さんの本業は美容師。ふるさと阿波町を盛り上げたいとの思いから、74歳の時に農園をスタート。ブルーベリー狩りだけでなく、思い出に残る“夏のおでかけスポット”として親しまれています。
AWA Blueberry ファーム
期間: 2026年6月6日(日)~8月15日(土)
料金:
【トライアル(10分)】大人(中学生以上)980円~、子ども(3歳~小学生)600円~
【ショート(30分)】大人(中学生以上)1,850円~、子ども(3歳~小学生)800円~
【スタンダード(60分)】大人(中学生以上)2,450円~、子ども(3歳~小学生)800円~※60分コースはお野菜、手作りジャムのプレゼント付き
住所: 徳島県阿波市阿波町早田422-1
駐車場: あり(無料・かみき美容室と共用)
アクセス: 徳島市から車で約1時間、徳島自動車道 土成ICより車で20分
問い合せ: 0883-35-3084
HP: http://awa-blueberry.com/
2026年プレオープン予定!阿波市のブルーベリー狩り新スポット ブルーベリーファーム土成

「ブルーベリーファーム土成」は2026年にプレオープン予定のフレッシュな農園です!
300本のブルーベリーが栽培されており、カフェも併設予定。現在オープンに向けて着々と開園準備が進められています。
クラウドファンディング支援者を対象に、2026年は7日間限定の収穫体験会を開催予定とのことです。
ブルーベリーファーム土成
住所: 徳島県阿波市土成町高尾熊の庄65番地
駐車場:3台あり
HP: https://berrytime678.wordpress.com/
ヤギやわんちゃんにも会えて、ゆったりと自然体験のできる ベリーベリーファームわきまち
約50種類・600本のブルーベリーを栽培する、美馬市の自然豊かな観光農園です。農薬や化学肥料を使用しないオーガニック栽培にこだわっており、お子さん連れでも安心してブルーベリー狩りを楽しめます。
時間無制限でゆったりと過ごせるのも魅力です。園内ではヤギやわんちゃん、にわとりなどの動物にも会うことができ、ブルーベリー狩りだけでなく、自然体験も満喫できます。
摘み取ったブルーベリーは量り売りで持ち帰ることも可能。里山ののどかな景色の中で、思い思いの時間を過ごせる農園です。
美馬市では特産品としてブルーベリーが栽培されており、「ふるさと納税」の返礼品にもなっています。近年は観光スポットとしてブルーベリーの摘み取り体験も注目されており、「ベリーベリーファームわきまち」もその一つとなっています。
ベリーベリーファームわきまち
見ごろ: 7月上旬~8月末頃
料金: 時間無制限食べ放題 大人(中学生以上)1,500円、小学生1,000円、小学生未満無料
住所: 徳島県美馬市脇町北庄629-2
駐車場: あり(敷地内と畑の横)
アクセス: 徳島自動車道 脇町ICより車で約7分
問い合せ: 0883-55-0515
HP: https://very-berry-farm.jimdofree.com/
備考:基本的に予約不要ですが、車3台以上の来園の場合は要予約
穴吹川で川遊びも!夏休みのおでかけにぴったりな しではらブルーベリー園

約10アールの広々とした農園で、美馬市の特産品であるブルーベリーを9品種栽培しています。2026年は7月12日からのオープンが決まりました。
ブルーベリー狩りは、うれしい時間無制限。種類豊富なブルーベリーの食べくらべを心ゆくまで満喫できます。摘みたてのブルーベリーは、その場で味わえるだけでなく、お土産として持ち帰れるのも嬉しいポイントです。
美馬市では20年以上にわたり、地域ぐるみでブルーベリー栽培が受け継がれてきました。無農薬栽培への挑戦や、実を大きく甘く育てるための丁寧な剪定など、生産者それぞれの工夫によって、美馬市を代表する特産品の一つとして親しまれています。
しではらブルーベリー園でも、そんな地域の思いとともにブルーベリーが育てられています。
園のすぐそばには、“日本一の清流”として名高い穴吹川が流れています。ブルーベリー狩りとあわせて、川遊びやキャンプなど夏ならではのレジャーを楽しめるのが魅力です。
また、「リバーサイドしでの家」では、地元の野菜や季節限定のブルーベリーやはっさくアイスも販売。ブルーベリーとアイスと川遊び、夏を味わい尽くせるお出かけができそうです。

しではらブルーベリー園
期間: 7月12日~8月中旬 (期間中の土日祝。夏休み期間は毎日オープン)
料金: 大人(中学生以上)1,500円、小学生700円、幼児無料
住所: 徳島県美馬市穴吹町口山字仕出原216
駐車場: あり(「しでの家」に90台、農園より500m)
アクセス:徳島自動車道 脇町ICより車で約10分
問い合せ: 090-2783-9755(リバーサイドしでの家)
HP: 美馬市観光情報 https://www.city.mima.lg.jp/kanko/map/list/3989.html
備考:要予約
祖谷の絶景を眺めながら、古民家カフェでゆったり過ごせる かずら橋ブルーベリー園&古民家カフェ 天空
祖谷のパノラマが広がる絶景の中で、ゆったりとブルーベリー狩りを楽しむことができる農園です。

古民家を改装したカフェ「天空」が併設されており、縁側でくつろぎながら、ブルーベリーも楽しむことができます。お座敷なので、小さなお子さんや赤ちゃんも一緒にのびのびと過ごせます。

ブルーベリー狩りの開催期間に合わせて、生果実をふんだんに使ったパイやスムージー、パフェなど取り揃えた『ブルーベリーフェア』も開催予定。祖谷の景色と一緒に、旬を味わうことができます。
オーナーの山本さんは、定年退職後地元へ帰郷。地元の賑わいづくりにつなげたいという思いから、空き家や耕作放棄地を利用して2023年に古民家カフェ、翌2024年にはブルーベリー農園も開園し、地域に新たな交流の場を生み出しています。
かずら橋ブルーベリー園&古民家カフェ 天空
期間: 6月上旬~8月中旬※期間中の土・日・月曜日オープン
料金:60分食べ放題 大人(中学生以上)2,000円、小学生1,500円、幼児(4歳以上)500円
住所: 徳島県三好市西祖谷山村閑定63
駐車場: あり
アクセス: 徳島県庁から車で約2時間/かずら橋から車で5分
問い合せ:090-2827-8323(山本さん)
備考:要予約
HP:https://cafetenku.com/
県南でブルーベリー狩りとスイーツやカフェも楽しめる 那賀川BLUEBERRY みき農園
阿南市の那賀川河口北岸に位置する観光農園です。約60種類800本という豊富な品種を栽培しており、時期ごとに完熟を迎えたブルーベリーの食べ比べ体験ができます。
農園にはカフェが併設されており、カフェ利用時間も体験時間として組み込まれていることもこの農園の大きな特徴です。ブルーベリーを活かしたメニューが提供され、人気を集めています。

那賀川BLUEBERRY みき農園
見ごろ: 2026年6月6日(土)~8月23日(日)※月・金定休日
体験時間:80分(40分食べ放題、40分カフェ利用可能)
料金:大人(中学生以上)2,200円、70歳以上2,000円、小学生1,300円、4歳以上(未就学児)600円、焼き菓子・飲み物セット1,000円
住所: 徳島県阿南市那賀川町中島1353
駐車場: あり
アクセス:徳島市内から車で約40分
問い合せ: 080-5092-5072
備考: 完全予約制
HP:https://nakagawablueberry.com/
まとめ
初夏から夏にかけて楽しめる、徳島県内のブルーベリー狩りスポットをご紹介しました。
それぞれの農園ごとに、栽培方法や品種、楽しみ方にも個性があり、徳島ならではの自然を感じながら過ごせるのも魅力です。
中でも印象的だったのは、「地域を元気にしたい」という思いからブルーベリー栽培に取り組む人が多かったことです。県外から地元へ戻り、耕作放棄地や空き家を活用して農園を始めた方や、地域の交流拠点としてマルシェやカフェを運営している方など、それぞれの農園に地域への思いが込められていました。
美馬市では20年以上にわたり地域ぐるみでブルーベリー栽培が受け継がれており、今では初夏の観光レジャーとしても親しまれています。摘みたてのおいしさを味わうだけでなく、そんな地域の背景や人の思いがつまっているのも、“徳島のブルーベリー狩りらしさ”かもしれません。
自然の中で旬のブルーベリーを味わいながら、心も体もリフレッシュできる初夏のおでかけ。ぜひ徳島ならではのブルーベリー狩りを楽しんでみてくださいね。
※農園によっては完全予約制や、事前予約が必要な日程もあります。営業日や料金、開園状況は変更となる場合もあるため、来園前には各農園の公式サイトやSNSで最新情報を確認しておくと安心です。





