
写真参照:竹内水産HP https://takesui.com/
魚介類仲卸の竹内水産(阿南市)が、万代ふ頭(ばんだいふとう)にしらす丼専門店をオープンしました。
徳島市にある「万代ふ頭(ばんだいふとう)」は、かつて港湾物流の拠点として栄えた倉庫街をリノベーションし、現在ではカフェや雑貨店、書店、ギャラリーなどが立ち並ぶ水辺のエリアとしてにぎわいを見せています。また、マルシェなどのイベントも定期的に開催され、多くの人で賑わいます。
「飛べシラス万代店」は、万代ふ頭の「コミュニティスペース第一倉庫」内にあり、28席構えています。

シラス丼を注文すると、ワカメの味噌汁がもれなくついてきて、飲み物には阿波番茶、添え物としてすだちなど、徳島らしさを感じられるメニューとなっています。

竹内水産のしらすは、自社の漁師4名に加え地元の漁師からも仕入れたもので、水揚げ後わずか1分以内に椿泊港そばの加工場(漁港から50m)で釜揚げし、鮮度を保ったまま仕上げられています。四国最東端の蒲生田岬の北側に位置する椿泊町では、水が澄んでいるため、舌触りの良いしらすとなっています。
これらは地元スーパー「キョーエイ」や東京・豊洲市場向けの出荷量が全体の半分を占めるほど品質が高く、県内外のレストランでも重宝される徳島名産の逸品です。
一方で、徳島の名産として、しらす丼が看板メニューとなっている飲食店はあまり見当たらず、徳島ブランドの“しらす”がアピールされる機会は少なかったかもしれません。
今回、しらす丼の専門店ができることで、徳島ブランドの“しらす”が県内はもちろん全国的にも認知されるようになっていくといいですね。
暖簾や商品に使われるロゴや店内の内容も若者にも人気の出そうなデザインとなっており、多くのお客様でにぎわっていました。

写真参照:エンゲージ 飛べシラス万代店
https://en-gage.net/user/search/desc/13049018/#/
店内では、伊勢エビ、足赤海老、ちりめん、釜揚げしらす、ワカメ、もずく、乾燥ひじきなどが販売され、徳島県南で捕れる海の恵みがお土産として購入できます。
また、漁師による魚のさばき方教室や解体ショー、魚に触れることができるタッチングプールの設置も準備しているとのこと。
ぜひ万代ふ頭で、椿泊産のしらす丼を堪能してみてくださいね!
飛べシラス万代店
・メニュー:しらす丼(みそ汁・漬物付き)1,200円
・営業時間:平日10:00~18:00
土日祝10:00~19:30
・場所:徳島市万代町5丁目71の5
参照:・竹内水産HP https://takesui.com/
・徳島新聞 2025年4月15日
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・万代中央ふ頭 https://bandai-futo.com/
