
1998年に四国最大規模の動物園としてオープンしたとくしま動物園。
年間来場者数は約15万人、2023年には来場者数がのべ600万人を超えるなど、徳島で長く親しまれているレジャースポットの1つです。
愛称にはネーミングライツ制度を導入しており、2023年からは「とくしま動物園STELLA PRESCHOOL ANIMAL KINGDOM(ステラプリスクールアニマルキングダム) 」の愛称で親しまれています。
ライオンやシマウマといったおなじみの動物たちが見られるとくしま動物園ですが、実は続々と新しい仲間が増えていることをご存じでしょうか。さらに、実は日本一の記録を持つ分野もあるんです。
このコラムでは、新しく仲間入りした、または仲間入り予定の動物たちの最新情報をはじめ、とくしま動物園ならではの特色や定期イベントをご紹介します。
ホッキョクグマ「ゴーゴ」
2026年2月9日、ホッキョクグマの「ゴーゴ」が仲間入りする予定です!
ゴーゴは21歳の雄で、ロシア生まれ。大阪市の天王寺動物園が所有しており、現在は横浜市のよこはま動物園ズーラシアで暮らしています。「ゴーゴ」の名前の由来は、蓬莱の肉まんでおなじみの「551」にちなんでいるのだとか。
現在、とくしま動物園には雌のホッキョクグマ「ポロロ」が暮らしており、ゴーゴはポロロのお見合い相手として徳島にやってくることになりました。将来的には、かわいい赤ちゃんの姿が見られるかもしれませんね。
ゴーゴは2月9日に来園後、飼育環境に慣れ次第一般公開される予定です。

参考:徳島新聞 2025年12月27日「ホッキョクグマ「ゴーゴ」来園へ」
アミメキリン「はっさく」「アリス」
2024年3月にオスのアミメキリン「はっさく」(4歳)が、さらに2024年9月にはメスのアミメキリン「アリス」(2歳)が仲間入りしています。

東京ズーネット(多摩動物公園):
ttps://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&inst=&link_num=28706
広島県の福山動物園で生まれた「はっさく」は、広島県の名産品・八朔を名前の由来とし、高さ4.9メートル、体重約500キロの大きさです。
一方「アリス」は、東京の多摩動物公園生まれで、高さ3.2メートル、推定体重450キロ。
この2頭、特に「はっさく」はとても慎重で繊細な性格。来園当初は鳥の鳴き声にも驚いてしまう程で、カピバラやシマウマいる展示場には怖がって入ることができず、なかなかお客さんの前に出ることができませんでした。
そのため、キリンたちはパドック(展示場)に出るトレーニングを重ねています。
2025年6月には、とくしま動物園はカピバラたちのいるパドックと獣舎の間に柵を設けてスペースを区切り、「予備パドック」を製作。徐々に獣舎スペースの外に慣れてもらうことにしました。
そして1年3か月のトレーニングを経て、2025年7月、ついにはっさくは予備パドックに足を踏み入れることができました。
現在もトレーニングは続けられており、最近は2頭とも外に出ている時間が増えてきたとのこと。運が良ければ近くで見られるかもしれません!大きいキリンがはっさく、小さいキリンがアリスです。
こうした動物たち一頭一頭の個性や、成長までのストーリーも、とくしま動物園の大きな見どころの一つとなっています。

参考:四国放送 7月2日「【感動】繊細キリンがついに展示エリアへ」
https://www.jrt.co.jp/movies/focus_17514551355081
アンデスコンドル
2026年春には、神奈川県の野毛山動物公園から、コンドルのペアが来園する予定です!
実はとくしま動物園、コンドルの飼育頭数日本一なんです。
自然繁殖成功数日本一、両親が共に日本生まれのコンドルのふ化成功日本初という記録も持っています。さらにシンボルマークもコンドルが使われており、コンドルに深い縁をもった園となっています。
新しい仲間の来園が、今から楽しみですね。

カピバラ
カピバラについても、飼育頭数日本一を誇るとくしま動物園!

2007年、カピバラが最初にとくしま動物園にやってきた時はたった3頭でした。そこから10年後の2017年には50頭に増え、そして現在では約80頭が暮らしているとのこと。
これまで公開はサバンナエリアでの一部のカピバラのみに限られていましたが、2025年4月に旧ゾウ舎でもカピバラの展示をスタート。2か所に分かれて全てのカピバラが公開されるようになりました。
旧ゾウ舎の展示では、サバンナエリアよりも低い位置からカピバラを観察できるため、大きな群れの迫力を間近で感じることができます!
さらには徳島市で夏休みに開催される「子ども議会」で、参加した小学生から、「カピバラをもっとアピールして欲しい!」との要望があったことから、なんと徳島市議会で、カピバラの専用施設の整備予算が計上されました。 園は数年後にすべてのカピバラを一か所で見ることができる専用施設を整備する方針とのことです。
参考:朝日新聞 2025年5月16日「カピバラまみれ、とくしま動物園 飼育数日本一をPR
https://www.asahi.com/articles/AST5H4PV0T5HOXIE03VM.html
ホンドタヌキ
2025年5月に誕生したホンドタヌキの赤ちゃん二頭が、7月から公開されています。名前は「ナッツ」と「クルミ」。
母「もみじ」と父「どんぐり」と一緒に、一家そろってお目にかかることができます。お父さんお母さんタヌキにとって初育児とのことで、温かく見守ってもらえるよう呼びかけられています。

定期イベントのご案内
●ふれあいコーナー
モルモットを抱っこしたり、ヒツジと触れ合ったりできるイベントです。
・開催日時:毎日 13:30~14:30 ※土日祝は、11:00~12:00も実施
・参加方法:先着順
・集合場所:こども動物園

●カワウソすいすいタイム
カワウソとドジョウのおいかっけこの様子を見てもらえるイベントです。
・開催日時:土日祝 10:30~
・集合場所:温帯プロムナード「すいすいプール」前

●カピバラのエサやり
・開催日時:毎日 13:00~13:30
・旧ゾウ舎:毎週日曜 11:30~11:50(30人ほど)

●Pony Touch
ポニーの「げんき」と「アイ」のおなかやたてがみに触れてみてください!
・開催日時:土日祝 13:20~
・参加方法:先着15組程度
・集合場所:リスザル舎横

その他、秋には開園時間を延長した「夜の動物園」や、子どもたちの夏休み期間に合わせて飼育員のお仕事体験ができる「サマースクール」など、魅力的な数多くのイベントが開催されています!
ぜひ休日は、動物園で癒されてみてはいかがでしょうか?
まとめ
とくしま動物園は、長年地域に親しまれてきた動物園でありながら、今もなお進化を続けています。
ホッキョクグマ「ゴーゴ」の来園をはじめ、キリンたちの成長を見守る取り組み、日本一を誇るコンドルやカピバラの飼育など、ここでしか出会えない魅力がたくさん詰まっています。
一頭一頭の個性や背景にあるストーリーを知ることで、動物たちの姿がより身近に、より愛おしく感じられるのも、とくしま動物園ならではの楽しみ方です。
また園内の各所には、スタッフさん手書きによる解説や動物トリビアが紹介されており、アットホームな雰囲気で楽しく学ぶことができます。
こうした、動物たちとの物理的な距離だけでなく、心理的にも近く感じられることがとくしま動物園の魅力の一つだと感じます。
最新情報やイベントの詳細は、HPや公式インスタグラムをチェックしてみてください!
▼とくしま動物園HP:https://tokushimazoo.jp/
▼とくしま動物園 【公式】TOKUSHIMA ZOO official:https://www.instagram.com/tokushimazoo/
次のお休みには、ぜひとくしま動物園で、ゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
とくしま動物園
・開園時間:9:30~16:30(入園は、16:00まで)
・休園日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合、その翌日が休園日)
年末年始(12月29日~31日、1月1日)
*参照:動物園カレンダー(休園日一覧):https://tokushimazoo.jp/guide/item.cgi?Id=3
・入園料:600円(中学生以下は無料)
・団体割引:有料入園者30名以上 480円/人
・年間パスポート:1500円
・障害者手帳、療育手帳等の保持者およびその介護者1名 無料
(障害者施設等で利用する場合、事前申請が必要となります。)
・駐車料金:普通車 310円/大型車 1,310円/二輪車 無料
免除: 障害者手帳、療育手帳等の所持者及びその介護者が利用する車両(1台のみ)
・所在地:徳島市渋野町入道22番地の1
・電話番号:088-636-3215
